終戦記念日【8 月15 日】の新聞の中から、気になる記事を紹介して、1つの壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の方法を使った演劇づくり。新聞記事を通して語り合い、演劇を通して伝えあうことで、世代や立場の違いをこえて様々な人の考えに触れてみませんか?
演劇・ダンス・音楽など、様々なジャンルのアーティストとともに、自分の言葉を見つける夏のイベント。初の広島開催です。
■日時
2019年8月15日(木)13:00〜18:00
※17:00から創作した劇の発表を行います。観劇のみのお申し込みもお待ちしています。
■料金
500円(資料代として)
■会場
広島市青少年センター第三集会室
住所:広島県広島市中区基町5-61
TEL:082-228-0447
■アクセス
広島電鉄「原爆ドーム前」下車徒歩3分
アストラムライン「県庁前駅」下車徒歩10分
市内バス「広島バスセンター」下車徒歩10分
■お申込み・お問合せ
メール:ufo.fukuoka@gmail.com
電 話:080-3965-4225
お申込みの際、以下のことを教えください。
①お名前 ②お申込み人数 ③連絡先
■クレジット
主催:8 月15 日を劇にする実行委員会、UFO
協力:日本劇作家協会中国支部、劇団Tempa、石本賛美、くうきプロジェクト、バカダミアン、無倣舎
公益財団法人ヒロシマ平和創造基金『ピースグラント』助成事業
■メンバー
企画・進行:五味伸之
「記憶とのつきあい方」をテーマに演劇活動を行う。プレイバックシアター、新聞劇、お化け屋敷演劇など、様々な上演形式の演劇作品の発表し、韓国・中国・香港などアジア公演も多数行う。演劇ワークショップや、元ホームレスとの演劇コミュニケーション講座、小学校での授業など、指導者としての活動も行う。
■演出家
原かおり(脚本)
1980年和歌山県生まれ、長野経由広島着。広島で演劇を始め、地域情報誌メインのライターと俳優の二足のわらじを履く。2010年より劇団Tempaに所属。2018年より劇団の演出を担当。演出作品に、「世界を崩したいなら泣いた雫を活かせ」、代表作・演出作品に、「銀河鉄道の夜」、「生きてるだけで、かすり傷」などがある。
山田めい(演出)
1991年広島生まれ。劇作家・俳優。広島大学在学中に地域演劇をつなぐ企画「C.T.T.Selection」に選出され、京都・松山の劇場で作・演出を務めた作品「てる・てる」を上演。2016年より広島アクターズラボ・五色劇場に俳優として参加し、資料による調査や、フィールドワークを重ねた原爆劇の創作を行う。
重松輝紀(演劇)
1970年生まれ。劇作家・演出家。演劇ユニット「バカダミアン」主宰。社会で起きた事件を題材に、史実と重ね合わせながら、バカバカしい笑いを通して、現代の不条理を描く作風を得意とする。代表作にドストエフスキーの「罪と罰」とトルストイの「戦争と平和」を題材とした「罪と罰と戦争と平和」がある。
ほたか(音楽)
1993年生まれ。作曲家。人とモノ、人と人との関係の多様な広がりに注目した、音による作品を制作。これまでの作品に、参加者が音に触ることのできる「音の影」、言語の壁を乗り越える合奏曲「混ぜる言葉は同じようになっているのだろう」、防空壕の音像による音楽「無窮堂」などがある。
峰尾かおり(舞踏)
1971年福岡生まれの福岡育ち。俳優・舞踏手。19歳で全身性エリテマトーデスを発症。29歳「大耳レーベルの夕べ」で舞踏に出会い、舞踏と演劇両方で活動。地元福岡の小劇場で年3~4本の舞台にたつ。舞踏青龍會の公演にも多数参加。カフェなどのスペースで自主公演も。持病と付き合いながら、表現活動を続けている。
■まわしよみ新聞
コモンズ・デザイナーのむつさとしさんが考案したメディア遊び。オープンソースで「いつでも、どこでも、だれでもできる」が合言葉!2017 年、読売教育賞 NIE部門最優秀賞受賞。三省堂高校国語教科書『明解国語総合』採択。NIE・NIB・アクティブラーニングに恰好のツールとしても注目されています。
■8月15日を劇にする
語る事が困難な状況(サイレントカルチャー)に対抗して、現実のちょっとした違和感や閉塞感を自分たちの言葉で語り合うことを目的とした参加型演劇。2015年の戦後70年に劇的作家の五味伸之が企画しスタート。戦後100年目まで毎年開催する予定。2018年は長崎の巨大防空壕「無窮洞」の見学ツアーとともに開催し、小学生から60代の方まで老若男女問わず、幅広く参加している。今後、各地で同日開催されることを希望しています。