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執筆者の写真gominobuyuki🛸

8月15日を劇にする/佐世保公演




2015年から毎年実施している終戦記念日の新聞を使った参加型演劇「8月15日を劇にする」です。


4年目は、長崎県佐世保で実施します。

これまでは福岡でしていたので、初の県外です。

福岡で参加してくださっていた方には遠いかもしれませんが、朝9:00ごろ車で出発すれば、みんなと一緒に取り組むことができます。終了は17:00なので、佐世保グルメを食べてから変えることもできます。そういったお盆の過ごし方もいかがでしょうか?


さて、なぜ、長崎で行うことにしたか。


この企画を始めた当初から「これは、1つの場所だけでしているのではなくて、複数の場所で行われるようになりたい」という思いがありました。

意見を作っていくことではなく、意見を重ねていく場を作っていくための「参加型演劇」です。これまでも、4組の演出者が4つの演劇をつくるということをしていました。

一人一人の視点が違うように、演劇を作る人々の視点も複数あることで、社会と文化を結ぶ動きが生まれると思っています。


それと、僕は、「戦争体験者と非戦争体験者が同じく劇場にいる場所でのプレイバックシアターを行う」ということを目標にしています。

そのために、事実を見つめる視線を感じたいと思い、

戦争の色濃く残る場所を巡ろう、県外に行こう!と話して進めていきました。


それから、長崎佐世保の劇団「楽園天国」さんが受け入れてくれました。

もともと楽園天国さんは、長崎の歴史を演劇で行うことをしていました。その中の一つに、「カンカン山んにき」という作品があります。

http://www.arkas.or.jp/?a10=slug-post-22860

佐世保の巨大防空壕「無窮洞」を題材にした作品です。

小学生が掘った防空壕で、200人が入ることのできる巨大なものです。

当時の人は、無窮洞顕彰保存会などで活動されていて、無窮洞のボランティアガイドも行なっています。


先日下見に行ったのですが、

様々なお話しや当時の資料を見させていただきました。

その中に、当時の様子を思い出しながら描いた絵がありました。繊細に書かれたもので、深い感銘がありました。


8月15日を劇にするでも無窮洞の見学をして、新聞劇を作ります。

巨大な防空壕の中で響く声と言葉と共に体験しましょう。


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2018年8月15日を劇にする/佐世保

■タイトル

8月15日を劇にする


■日時

2018年8月15日(水)11:00〜17:00

※16:00〜発表予定


■会場

宮地区公民館講堂 + 無窮洞

〒859-3237 佐世保市城間町345番地


宮地区公民館講堂 + 無窮洞


■交通アクセス

・バス(西肥バス)

早岐駅から25分/「川棚、大村方面行き」宮支所前下車徒歩5分

・車:早岐駅から15分

・徒歩:南風崎駅から30分


■料金

無料


■対象

どなたでも。演劇未経験者大歓迎!


■公演内容

戦争を体験した人がこの世を去り、直接話を聞いた人も少なくなりつつあります。戦争とは二度と起こしてはならないものだと認識している若者すら減り始めていると聞きます。戦争を体験せずしてその悲惨さを感じることができるのでしょうか? 私たちは、これまでプレイバックシアターの上演や、海外での共同制作を通して、表現を通じた「語り合う」ということが、様々な抑圧を解放する手だてになると考えました。演劇という人と人が関わることが重要な要素である舞台芸術を通じて、私たちが今できることを実行するプロジェクトを企画しました。2015年より開催し、2045年の戦後100年まで毎年実施する予定です。


■8月15日を劇にする

終戦記念日(8月15日)の新聞を集まった人で読み、気になる記事を紹介して一つの壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の方法を使った演劇づくり。世代や立場の違いを超え、新聞記事を通して語り合い、演劇を通して自分たちの伝える言葉をつくります。


■五味伸之

生年月日:1985年8月6日生まれ。

出身地:群馬県

「記憶とのつきあい方」をテーマに演劇活動を行う。

参加者の体験を再構成し劇化する作品創作を得意とし、プレイバックシアター、新聞劇、お化け屋敷演劇など、様々な上演形式の演劇作品の発表も行っている。2009年より海外へ進出しTongMyong大学(韓国釜山市)での招聘公演を皮切りにアジアでの上演も多く行っており、2011年〜2014年「Small Theater Big Drama」(香港)、2015年、Wuzhen Theater Festival参加。2008年からは(公財)福岡市文化芸術振興財団主宰の演劇ワークショップや、福岡市就労自立支援センターでの演劇コミュニケーション講座講師など、指導者としての活動も行う。その他、ナレーションなども行う。日本演出者協会会員。福岡恐いもの研究会代表。無倣舎主宰。


■役割

全体演出・構成:五味伸之

進行役:重松輝紀(バカダミアン)、山下キスコ(01:17)、せとよしの(空間再生事業 劇団GIGA)、富永充宜(劇団楽園天国)



■ご予約・お問合せ

MAIL予約:ufo.fukuoka@gmail.com

WEB予約 :https://ws.formzu.net/fgen/S78345884/

電話:080-3965-4225

UFO:https://ufo-mikakunin.wixsite.com/home



■クレジット

主催:UFO

共催:劇団楽園天国

協力:無窮洞顕彰保存会、くうきプロジェクト、無倣舎、バカダミアン、空間再生事業 劇団GIGA、01:17



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